目標は手の届くちょっと上
私はこの言葉を知ったことで、
以前は自分の「目標」は手の届く範囲に設定していたと気づきました。必ず達成できるので、今しなくてもいいや。。と後回しにしたり、マイペースのやや緩めのペース進行でした。
それだと目標をクリアしても自分は伸びないんですよね。
スピードも、効率も。余裕をもって計画をたてる事は大事ですが、「保守的だったなぁ～」と思います。
今までのやり方に慣れるとスピードも上がりますが、別のやり方を取り入れる事で気づかなかったショートカットを作れたりもします。
もちろん、新しい事をやり始める最初だけは大変ですけれど、それを乗り切ればずっと楽になりますよ。
この言葉を聞くまでは、
コツコツとルーチンワークで確実に自分のペースで無理なく仕事をこなしていたので、ようやく慣れた自分のペースを崩されるようで新しい挑戦、高い目標設定はまずは気持ちの面で大変でした。
怠けているつもりはなくても、いつの間にか怠け癖がついていたようです。
手の抜きどころを作ってしまっていたので、そのまま続けていればきっと「退化」していたと思います。
気持ちを緩める事と、仕事を緩める事は違うよと、当時の自分に声を掛けたいと思います。
この言葉は、
「ちょっと上」というところがストレスが適度にかかって良いと思います。
あくまでも「自分が手の届く場所のちょっと上」です。
背伸びしたら届く場所。踏み台をおいたら届く場所。
そうすると今までは前しか見ていなかったにの上を向くようになりました。
目標は細かく数値化しても、漠然と設定してもどちらでもいいのですが、今までの自分では「無理かもなぁ」と思ってあきらめていたことに気軽に挑戦ができるようになりました。
最初の一歩が踏み出しやすくなりました。
今までの自分を守ろう、我を通そうという気持ちも薄れました。
どんどん新しい人と、知識を出会い、取り入れたいとおもうし、なにより苦手だなぁと思っていた人も「可愛い性格だなぁ」と思えるようになったり。
「今」を大事に固執していた気持ちを気づいたら手放していたという事が、改めて驚いています。
未来の自分、理想の自分を考える事で、今に不満があってもそこで立ち止まらずに経過地点だととらえることができるので、諦めたり、落ち込んだり、誰かと比べることも無くなりました。
今自分は進化中と思えば出来ない自分に落ち込むこともありません。
進む事に対して重りになっている物事を手放す事にも迷わなくなりました。
前向き思考に自然になれたと思います。
さらに私は、この言葉によって、
「できないかも・・」と消極的になって手を出さなかった事を、「とりあえず」やってみよう。
進めるところまで進んでみよう。
誰かに質問してみよう。
と思うようになり視野が広がりました。
今の自分ではできないなら、どうすればできるんだろうか？と工夫をこらすようになりました。
その中で不得意だったら「誰かに頼む」という事もできるようになりました。
協力を得て自分だけでは作れなかったモノが作れた時、それは「頼む」という仕事ができた自分を褒めたいと思いました。
自分の出来ることを出来る範囲でやる、という殻を脱却できて、目標は更に少しだけ上へ上へと上がっていき、その分視野が広がっていっています。
視野が広がると気づかなかった人との接点ができたり、新しい知識とであったり、ますます世界が広がりました。
この言葉のおかげで、私は毎日の人生が楽しいです。
今人生に悩んでいて、
「これ以上は頑張れない。」という人は休むために頑張ってみる。
誰かに頼んでみる。
そんな自分を持つことで今までは手の届かなかった目標に手が届くようになります。
今までの自分のやり方では届かない目標に、どうやれば届くのか？勿論、余力をつぎ込んでみるのもいいかもしれません。
でもずっと全力で走り続けてはいけない。
走り続けると途中で辛くなります。
もちろん仕事では、ペースアップを要求されます。
人間関係でも十分に気配りをしていて、これ以上無理！な時でも、関わっていかなければいけないこともあります。
そんな時は、とにかく今までと同じやり方ではうまくいきません。
ちょっと「上」の自分に届くということは「今までの自分」を変える必要があるので、何を変えようか、何を手放そうとか、そんな視点で考えてみて欲しいです。
今の自分をずっと維持していくってきっとずっと大変なままだと思います。
また、大きな目標だと
「クリアしなければ」という真面目な意識がどうしても自分に無理を課してしまいがちですが、ちょっとだけ上に置いた目標だと、ちょっとだけ緩めてもまた頑張れる。という気持ちにもなります。
あくまでも楽しく生活、お仕事をする為の進化するスパイスだと思って、でもこのスパイスはやっぱりあった方が断然に楽しく充実した生活ができるので、ぜひ取り入れて欲しいです。
毎日「ちょっとだけ」頑張ってみて下さい。
