切磋琢磨
ただなんとなく毎日を過ごしてしまう方にとっては必見の内容です。
私はこの言葉を意識する前は、
社会を生きていくには、実践が大事で勉強してもなにも意味がないと思っていました。携帯ゲームや遊びに夢中で過ごしていた自分の時間がとてももったいないとずっと思っていたが、することもなくただ日々を消化していたと思います。そしてなにより努力という言葉は嫌いなほうでした。毎日楽しく遊べばそれでいいじゃん、難し言葉はわからないよ、ハッピーーといった気持ちで毎日カラオケにいっていたとおもいます。
社会人になっても必要な知識以外はあまり興味を持たず、友達とも会社や社会の愚痴が多かったです。今考えれば、愚痴はなにの生産性もないし、スッキリしたという感情もなく不満が多かったんだと思います。
また、努力して成功できるのは一部で、残りの人間は中流もしくは下流社会で埋もれている、そんな考えをもっていました。このことによって、ネガティブな想像はネガティブな環境しかうまないこともわかりました。
わたしの周りには精神的に弱くナイーブな人間が増えてきて、その人の話を聞くとまるでオセロが白から黒に変わるようにわたしの感情も暗くなっていったんです。
最終的には文句の多い人になっていました。
そんなある日「切磋琢磨」という言葉を思い出してから意識するようになりました。
「切磋琢磨」とは学問や道徳に励むこと、
また仲間同士で励ましあって向上することをいいます。
今まではテレビをみて、ゲームをして、遊んで、食べて寝てといった生活サイクルで努力が欠けていました。その自分のダメさを痛感したのです。実はこの言葉は中学校のときに学校で教訓のように孔子の教えで学び、耳がいたいほどノートに書いて好きな言葉ではなかったのですが、大人になった今、やっとわかってきた次第です。
近道はなく日々の努力によって人間性が備わってくるとわかりました。努力は結果に結びつき、やがてはなにらかの形で役になるだろう。気分はいつも前向きでポジティブになりました。以前愚痴っぽかった人と会っても、一緒になって愚痴を言っていましたが、聞いているとストレスがたまったり、時間の無駄と感じることが多くなりました。
そのため、やりたいこととか、将来どうなりたいかといったことを相手に聞くようになりました。すると、どんな人でも未来理想図があることがわかりました。
ただ漠然とした理想があるのであれば、それにむけて活動するのもいいんじゃない?と具体的にいろいろな話をするのが楽しくなりました。努力は自信に繋がるし、人に対しても優しくなれるような気がします。
私は、この言葉を意識いてからは、
友人と一緒に勉強できる機会を設けたり、自己学習の時間を毎日備えて日々学習しています。自分の将来を見据えてこうしていきたいという思いもあります。
わたしはある専門分野での知識を深めて、悩んでいる人や何か困っている人をサポートしていきたいと考えるようになりました。
今までは自分にしか目がいっていなかったな、と深く感じます。人々に役立つ人間になるためのスキルとして、自分の学んだ知識をしっかりアウトプットできるようになれるようしたいと考え、副業も始めてみました。
仲間と切磋琢磨して続けることで語学力が身につきます。それが身についたら、周りの人にもいい話や面白い話ができるようになれるとおもいます。
まだまだ発展途中ですが、今後の自分が世の役にたてるようになりたいと思っています。世の中、必ず誰もが誰かの役に立てると思っています。
また、私は先日、10年ぶりの旧友に会いました。
彼は会社員をやめたいと嘆いていました。
将来ビジョンが全く見えない、給料も上がらない、家も買ったし、子供と妻を養わなければならない。おそらくプレッシャーが強かったのでしょう。
かなり疲れた顔をしていました。以前の私であれば同調するか、反論するかだったかもしれません。そこで、会社の経営状態を一緒に調べたり、将来どんなことをやりたいかということを一つずつクリアにしていきました。
最終的に、彼は今の会社でマーケティングをやりたいと言いました。この、声に出して目標をいうことはとても大切なんです。
それからマーケティングに携わるために必要な資格があるようなので、それを目標に一緒に頑張ろうと伝えました。彼は最後笑顔になって目もキラキラしていました。将来の見通しや目標があるだけで、人って変わるんだなと思いました。
切磋琢磨というと、
目標は同じほうがやりやすいと思われるかもしれませんが、分野が違くても大丈夫です。
そもそも、今あなたのまわりに目標を持って動いている人はどれくらいいますか?良いことも、悪いことも全て周りへと派生していきます。人にこうしたいと伝えると自ずとその方向に向かいます。
ぜひ、声を大にして自分がやりたいこと、目標を小さいことからもってはじめてください。それが3kg痩せるでも、本を月5冊よむでもなんでも良いとおもいます。ぜひ、人生が楽しくなりますように応援しています。