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秋の夜長に外で鳴いている虫の代名詞の一つだった鈴虫は、自然界では存在しない?

言われてみるとそうかも知れない?と、思い出しくれる人は多いのですが、鈴虫は本当に自然界ではほぼ絶滅に等しい状況になっている事は考えられるのです。

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地域で、鈴虫を守る会とか鈴虫を飼育しているグループの人の飼育しているケースを見に行ってみると、かなりの量と言うか数の個体を飼育しているので、機会があったら是非見に行ってみて欲しいですね。

でも、どうしてそんなに人の手で飼育されても増えることが出来るのか?と言うと、実は鈴虫は生まれてから死ぬまでの間に一度も住処の周辺の土地から離れなくても生きていける昆虫なのです。

生まれてから死ぬまで同じ飼育ケースに入れっぱなしで良いので、日本全国津々浦々で鈴虫の飼育をやっている人の多くが高齢者だったりしている様です。

鈴虫の飼育のお手入れと言うか世話の時に面倒な事は無いのか?と問われる事はあるのですが、実際に世話をしてみてエサをやったり湿った環境が好き鈴虫のためにケースに霧吹きをかけたりすると分かりますが、カブトムシの飼育よりも格段に楽なのです。

だから人の手で育てられ続けているのかな?と思いますが、最大の理由と言うか魅力はやはり、涼やかな音色の羽音が聴きたくて、それで飼育を続けている人が多い事でしょう。

あの音を聞くために、卵から育てて成長させてまた繁殖させて卵にして~を繰り返し繰り返しやっているのです。

もしかしたらまだ手付かずの野原には鈴虫が居る所もあるかも知れませんが、出来れば未来永劫そのままであり続けて欲しいものです。